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============千葉県 バイオテック メールマガジン================
第7号
2005年2月24日
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千葉県バイオテックメールマガジンは、世界のバイオ関連企業を千葉県へ誘致することを目的に日本のバイオテック市場の最新情報や千葉県の優れたバイオテックノロジー開発環境を世界に発信しています。
** 理研(独立行政法人 理化学研究所):創薬のためのツール開発
全国各地に7ヶ所の研究所と数ヶ所の研究センターを持ち、何百もの研究室で物理学、化学、生物学、情報技術の基礎研究を行う理化学研究所。千葉県内には未だ研究施設を持たないものの、理研の行うバイオ医薬品基礎研究のほとんどは、ここ千葉県においても薬剤の発見、ターゲティング、開発に大きく貢献しています。
理研の横浜研究所は、マウスのゲノムからマウスミュータント(突然変異マウス)を開発しており、現在ゲノム科学総合研究センター(理研GSC)が、これらのマウスを実験用に提供しています。同研究所内では理研GSCに加えて、植物科学研究センター、遺伝子多型研究センター(理研SNP)、免疫・アレルギー科学総合研究センター(理研RCAI)の3センターが研究活動を行っており、これらのセンターは、トランスレーショナル・リサーチや産学提携の機会を模索するなど、研究成果の実用化を積極的に進めています。理研RCAIは、かずさDNA研究所や千葉大学とのあいだで免疫関連の遺伝因子同定のための様々な提携関係を結んでいて、その一環として理研側から複数の研究室が参加するプロジェクトでは、研究者のために数種の動植物のDNAの配列とクローニングを行っています。かずさDNA研究所の小原収博士は、このプロジェクトのために2,000以上のクローン(ヒトのcDNA)を提供しています。
このような背景から、理研を知る者の多くは、横浜研究所と理研GSCをバイオテクノロジーや遺伝子を使った最先端素材開発の拠点として記憶しています。しかしながら理研には知名度はそれほど高くないものの薬剤のタ−ゲティングや開発に大きく貢献している研究室が他にも多くあり、理研のメインキャンパスにも、バイオ素材研究に取り組む研究所がいくつかもありますが、そのうちの2つをご紹介します。
中央研究所の抗生物質研究室は、アポトーシス(細胞死)や細胞分裂のメカニズム解析に使われる「バイオプローブ」を開発しました。バイオプローブとは様々な微生物から成る化合物であり、細胞の維持、繁殖、自滅のプロセス解析に使われます。同研究室はこれまでに40種類以上のバイオプローブを発見しており、長田博之主任研究員によると、これらは新薬開発において重要な役割を果たし、特にピロネチンとリベロマイシンの2つは、がん治療において効果を発揮することが期待されています。
脳科学総合研究センターの細胞機能探索技術開発チーム(宮脇敦史チームリーダー)もまた、サンゴやクラゲなどの蛍光特性を持つ微生物から抽出した化合物を使って、細胞や分子のプロセス解析支援ツールを開発しました。宮脇博士の研究室はすでにカエデと呼ばれる蛋白質を同定し、紫外線にさらされるとネットワーク内の別の細胞を見せ、カエデの葉のように色を緑から赤に変えることが名前の由来となります。オリンパス光学工業は同特性を利用した共焦点レーザ走査型顕微鏡(FV1000)を発売しました。この顕微鏡を使えば細胞の位置に合わせて紫外線の向きを自由に変えることができます。
独立行政法人 理化学研究所 ウェブサイト
.http://www.riken.go.jp/index_j.html
** 日本の製薬業界に関するラウンドテーブル2005年2月24日に開催
日本の製薬業界の現状についての終日のラウンドテーブル・ディスカッションが、
英エコノミスト誌の主催で開催されました。テーマは日本や外資系製薬会社にとっての最新の事業環境です。我が国の製薬市場における外資系シェアはここ数年35%に達しようという勢いであり、あと数年は上昇基調が続くとされています。日本企業も外資に対抗して、研究開発やマーケティングの部門戦略や手法を見直しており、政府も業界の発展を持続させるためのプログラムを実施しています。
ラウンドテーブルには国内および外資系製薬会社からスピーカーが招かれ、以下の5つの話題について意見交換が行われました。
1. 今後のグローバル市場の展開における日本市場の位置付け
2. コスト増による臨床試験の環境変化と公的規制の役割
3. 製品ライフサイクルの長期化と患者への訴求のための最も効果的なマーケティング
4. 国内ジェネリック医薬品市場の今後の展望
5. 日本におけるバイオテクノロジー、ナノテクノロジー、ゲノミクスの発展と製薬業界への影響
詳細は、下記のエコノミスト誌ウェブサイトを参照して下さい。
http://www.economistconferences.com/roundtable/public/con_common.asp?rtid=767&rtRegion=2&area=1
** 日本市場へのファーストステップ
〜外資系企業スタートアップセンター入居者募集中(新たに10室を拡張)〜
千葉県では、外資系企業の県内への立地を促進するため、ハード・ソフト両面からの支援体制を備えたインキュベーション施設として、外資系企業スタートアップセンター"FASuC"(Foreign Affiliates Start-up Center)を幕張新都心に設置しています。
FASuCは東京と成田空港の両方にわずか30分でアクセス可能な場所に位置しながら、オフィスレンタル料金は首都圏の他地域に比べて非常にリーズナブルな設定となっています。
FASuCでは、従来10室のオフィスを設けていましたが、この度、更なる外資系企業の誘致を図るため、10室を追加し、合計20室に拡張しました。
オフィス面積は30?程度から70?程度までいくつかのタイプを用意しており、ニーズに応じた大きさのオフィスを選択して頂くことが可能です。
同じビルには、ちば投資サポートセンターやジェトロ千葉貿易情報センターが入居しており、日常的なビジネスサポートのほか、生活環境等、駐在員やそのご家族にとって不可欠な情報についても的確に提供します。
JR京葉線・海浜幕張駅から近く、ビル内にレストラン、銀行、国際配送、クリニック、スポーツジムなどの各種施設も整っております。
FASuCでは、現在入居者を募集しています。
入居条件、各室の面積、賃料などの詳細につきましては、下記HPをご覧ください。
FASuCウェブサイト
http://www.pref.chiba.jp/syozoku/f_rich/fasuc_j/index.html
http://www.pref.chiba.jp/syozoku/f_rich/fasuc_j/boshuu_j.html
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このe-mailマガジンは、経済産業省の「先進的対内直接投資推進事業」の予算により、独立行政法人日本貿易振興機構の支援を受けて作成しました。